
伝説 VOL.1
フリーエンジニアデビューの不安を乗り越え、
プロジェクト内でなくてはならない存在となったエンジニアさんのお話です。
コーディネーターのSです。
とあるフリーエンジニアの方のご支援がきっかけで
「密なコミュニケーション」を仕事する上で最も心がけるようになりました。
コラム「伝説のフリーエンジニア」の記念すべき1回目となる今回は、そのフリーエンジニアAさんとの思い出をお話ししたいと思います。
Aさんはそれまで正社員として仕事されており、
当社を利用されてフリーエンジニアのデビューを果たされました。
少々人見知りな性格でいらっしゃったため、私は最後まで不安を抱いていました。
フリーエンジニアは、案件毎に初対面の方と協力して定められた期間で開発を終わらせなければなりません。
Aさんにとって、そのような働き方はご自身も変革させるという困難さも伴うように感じたのです。
私は案件を紹介するだけでなく、ベテランエンジニアの方から伺った「現場に馴染むためのコツ」をお伝えするなど、少しでもAさんが不安なく仕事を始められるようなご支援に努めました。何よりAさんのフリーエンジニアとして活躍したい、という決意は本物でした。
結果、無事に初受注を獲得。
現場に入られてからも「やりがいのある仕事を任せられ、毎日が充実しています。」とのコメントをお寄せいただき、嬉しさと合わせて胸を撫で下ろしていました。
ところが、思いもよらない事態が発生します。
現場に入られて数週間後、Aさんが体調を崩されたのです。
何日も作業ができない日が続きました。
Aさんは責任感から「これ以上、クライアント企業様や現場のエンジニアにご迷惑はかけられません。
契約を打ち切ってください。」と申しでられました。
受注した仕事を納品することはフリーエンジニアとして最低限の責務。
私は残念ながらも、この申し出をクライアント企業の担当者にお伝えしました。
しかし、ここで思いもよらない言葉が担当者より返ってきたのです。
「最初は不安がっていた彼も日に日に活き活きと作業するようになり、
現場のメンバーに良い刺激を与えてくれた。確かに(開発は)遅延してしまっているが、Aさんの復帰を待ちたい。現場のメンバーも同じ思いです。」
直ぐにAさんにこの言葉を伝え、二人で感動したことは忘れられません。
それから数日後、無事に現場に復帰したAさんは引き続き、同じ作業を担当されました。
後日、Aさんに聞いた話ですが、現場の雰囲気に一日でも早く馴染むため初日から毎日欠かさず、自分から元気に挨拶することを心がけていた、とのこと。
人見知りのAさんからすればフリーエンジニアとして初めての現場で、初対面の方に率先して挨拶をすることは決して簡単なことではなかったはずです。
私もこの事があってから挨拶を意識するようになり、いろいろな場面で役にたっています。新しい現場で働くことは、何度経験しても不安なことであると思います。しかしその不安を自ら克服しようと努力すれば、どんな人でも越えられるのではないでしょうか。
『まずは元気な挨拶から!』皆さんも是非やってみてください。

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